よく会計士と税理士はどこが違うのかという質問を受ける。
一言で言うと、会計士は会計監査が出来るが、税理士は今のところ出来ないことになっている。
会計監査とは上場企業を始めとする大企業が作る決算書が決めたられたルール通りに作成されているかをチェックし証明書を発行する仕事である。
そのため、会計士試験に合格すると、まずほとんどの者は監査法人に就職し監査業務の修行をする。
そして数年後に自分は一生監査法人で勤めるか、独立するかを選択することになる。
私は組織には馴染まない性格なので独立したのだが、個人で独立するとまず監査業務の依頼はなく、通常の税理士業務がメインとなる。
一般的には監査しかしてきていない会計士は税務申告書もまともに書いたことがなく、簡単には独立できないのが実情なので、私は1年間だけ記帳代行と申告業務を専門とする会社に修行に行き、それから何とか貯金をはたいて地元福岡で開業した。
もう12年前のこととである。





福岡のこまったときのお助けマン(会計税務、人事労務、企業法務、財務改善)
杉野公認会計士事務所
http://www.sugino-jpcpa.com/index.htm